富裕層講座で聞いた資産2億円からの世界

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https://www.youtube.com/watch?v=GhVREUnfmh4

ファイナンシャルフリーカレッジ(FFC)には会員クラスがあり、その最上位が「ダイヤモンド会員」です。今回、そのダイヤモンド会員向けに開催された富裕層講座を受けてきました。ある程度の資産を築いた人たちが、実際にどんな手段でお金を扱っているのか。普段はなかなか表に出てこない話を聞けたので、内容を整理してお伝えします。

まずは前提:FFCの会員クラスの仕組み

FFCでは会員クラスによって受けられる講座が変わります。おおまかな構成はこうです。

  • シルバー:入口となるセルフ年金講座
  • ゴールド:トレード講座または米国株講座のどちらか
  • プラチナ:トレード講座と米国株講座の両方
  • ダイヤモンド:日本株講座など、さらに上位の講座。加えて会員同士の旅行といった特典も

今回の富裕層講座は、このダイヤモンド会員だけに開かれたもの。講師はFFC代表のライオン兄さんこと山口さんで、法人・個人それぞれの資産をどう配置しているかという、かなり踏み込んだ内容まで語られました。

プライベートバンカーという選択肢

講座の中心テーマのひとつがプライベートバンカーです。

メリット

証券担保ローンや円建ての貸付債券ファンドといった、一般には出回らない商品を紹介してもらえること。さらに事業に関するアドバイスまで受けられる点が大きいという話でした。

デメリット

プライベートバンカーも仕事である以上、自社の商品を持っています。保険をはじめとした商品の提案が絡んでくる点は、あらかじめ理解しておく必要があります。

現実的なライン

そして最も重要なのが、前提となる資産規模です。基本的に相手は法人で、最低2億円、できれば3億円程度の資産がないと話が成立しにくいとのこと。ここははっきり線が引かれていました。

証券担保ローン:借りて、その資金で運用する

プライベートバンカーが紹介してくれる商品として挙がったのが証券担保ローンです。保有している証券を担保にお金を借り、その資金でさらに投資を行うという発想になります。

考え方はシンプルで、借入金利より高い利回りを得られれば、その差額がそのまま利益になるというもの。たとえば金利1%程度で借りて、4〜5%の利回りが見込めるものを買う。あるいは事業投資に回して、さらに大きなリターンを狙う。

ただしこれも、最低で数千万円規模でなければ意味のある差額になりません。

円建ての貸付債券ファンド

もうひとつ紹介されたのが、円建ての貸付債券ファンドです。1000万円程度のまとまった金額がないと購入できませんが、円建てのまま5%以上の金利を狙えるというのが特徴。為替リスクを取らずに利回りを確保したい層に向けた商品ということになります。

アート投資は「増やす」より「守る」

意外に時間が割かれたのがアート投資でした。絵画などを購入し、鑑賞するだけでなく資産として扱うという方法です。

こちらも最低1000万円程度から。それ以下の価格帯では、値上がり益を見込めるような作品には手が届かないという話でした。自宅に飾って楽しむだけなら金額は問いませんが、投資として成立させるにはこのラインが必要になります。

重要なのは位置づけで、アート投資は基本的に資産保全のための手段であり、莫大な利益を狙うものではありません。

保管とコネクション

購入した絵画は自宅に置くのが難しいため、専門の場所で保管してもらいます。もちろん本人はいつでも見に行けますし、「その作品を見たい」という人がいれば紹介して一緒に鑑賞することもできる。そこから人とのつながりが生まれる、という副次的な利点も語られました。

欠点は流動性

一方で明確な弱点もあります。アートは買い手が見つからなければ売れません。売却の場はオークションが中心で、値がつかなければ現金化できないまま時間が過ぎていきます。すぐに現金が必要な人には向かない投資です。

東証セミナーで紹介されたETF

講座では、招待されて参加してきたという東証のセミナーの話も共有されました。半導体関連やエンターテインメント関連をはじめ、複数のテーマ型ETFが紹介されていたとのことです。

結論は「自分のビジネスを持とう」

そして講座の締めくくりは、金融商品の話ではありませんでした。自分のビジネスを持つことの重要性です。

法人を持てば経費が使えるようになり、与信がつけば借入ができる。その借入を事業や投資に回すことで、手元資金以上の規模で動けるようになります。つまり借金によって運用できる資産が大きくなり、結果としてより大きな利益につながる、という構造です。

ただし、どんなビジネスでもいいわけではありません。推奨されていたのは「持たざる経営」。初期投資が少なく、固定費が軽く、利益率の高いものを選ぶこと。入口としてフランチャイズも選択肢に挙がりましたが、コンビニのようにマージンが5%程度で固定費の負担が重い業態には注意が必要だという補足もありました。ちなみに山口さん自身は健康分野のビジネスを手がけているそうです。

まとめ

ダイヤモンド会員になると、こうした具体的な話――代表自身の会社の資産状況や、実際に何に投資しているのかというレベルまで踏み込んだ内容を聞くことができます。それがこのクラスに上がる価値のひとつなのだと感じました。

登場した手段の多くは、数千万円から数億円という前提の上に成り立つものです。今すぐ真似できる話ばかりではありません。それでも「その世界では何が使われているのか」を知っておくことには意味があります。そして最後の結論が結局「自分のビジネスを持つ」だったという事実は、資産規模に関係なく持ち帰れるものだと思います。

※本記事は講座で聞いた内容の紹介と個人の感想です。特定の投資商品を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

この記事を書いた人

有村 好人

有村 好人(よしひと)ことアリーです。
外資系IT会社を早期退社後、個人事業主になり、このブログの運営、コンサルティング業務を行なっています。
繋がる機器が大好きで、家での生活を繋がる機器でいかにスマート(快適で便利)にするかを考えています。
また、電気自動車の日産リーフで、どこまでも遠くに行きたいと思っています。