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昨日、映画館で『ブルーロック』の実写映画を観てきました。結論から言うと、かなり楽しみました。しかも観る前は、ほとんど期待していなかったのです。
前情報ほぼゼロで観に行った
『ブルーロック』というタイトルは、なんとなく耳にしたことがありました。漫画が原作で、アニメ化もされている。それくらいの認識です。原作は読んだことがなく、アニメも観ていません。サッカーそのものも、やっている試合があれば観る、という程度の距離感でした。
では、なぜ観に行ったのか。理由は単純で、その時間帯にやっていたのがこれだったからです。会社を辞めてからは平日の午後に映画館へ行くのが習慣になっていて、上映スケジュールを眺めて決めることが多い。その日は他の作品がすでに観たものばかりで、消去法で残ったのが『ブルーロック』でした。
正直に言えば「仕方なく」に近い選び方です。それがここまでハマる結果になるとは思っていませんでした。
300人から1人を選ぶという設定
物語の骨格は、思っていたよりずっと尖っていました。日本をワールドカップで優勝させるには、圧倒的なストライカーが必要だ。そのために全国から300人のストライカーを集め、戦わせ、最終的にたった1人を日本代表として残す。そういう企画が動き出すところから始まります。
チームスポーツであるサッカーを題材にしながら、描かれるのは徹底した個人の話です。仲間と協力して勝つ、という定番の構図ではなく、隣にいる人間が全員ライバルで、しかもほとんどが脱落する前提で置かれている。この割り切りが物語を強く引っ張っています。
合宿がとにかくエグい
選手たちは施設に住み込み、半年ほどの期間をそこで過ごします。外に出ることはできず、寝食をともにしながら、ただひたすらサッカーをやり続ける。字面だけ追うとかなり過酷です。
ただ、この閉じた環境こそが物語の装置になっていて、逃げ場がないからこそ、それぞれが自分の武器を見つけ、覚醒していく。観ている側も途中から、誰が残るのかを自然と気にし始めます。前情報がなかった分、素直に引き込まれたのかもしれません。
まずはNetflixでアニメから
気になって調べてみたところ、原作漫画は40巻まで出ていて、まだ終わる気配がありません。一気に読もうとすると、それなりの出費になります。
アニメはシーズン2までがNetflixで配信されていて、シーズン3は制作中とのこと。であれば、まずはアニメから入るのが現実的だろう、というのが今のところの結論です。それで続きが気になるようなら、そのとき漫画を買えばいい。
今回の映画では当然、ワールドカップに至るまでの話は描かれていません。おそらく続編という形で続いていくのだと思います。そして続編が公開されたら、たぶんまた観に行ってしまう。そういう予感があります。
知らないものに触れる余白
働かない生活を続けていて良かったと思うのは、こういう「消去法で選んだ一本」に時間を使えることです。目的を持って選んだわけではない作品に、たまたま出会ってハマる。予定が詰まっていた頃には、こういう余白はありませんでした。
名前は知っているけれど観たことがない。そんな作品が、誰にでもいくつかあると思います。時間に余裕があるなら、前情報のないまま飛び込んでみるのも悪くありません。