広告
会社を辞めて8年、働かずに毎日楽しく過ごしています。有村好人です。
最近また映画館通いが続いていて、昨日、一昨日に続いて今日も映画を観てきました。今回観たのは韓国のアニメ映画「縁の手紙」。考えてみると、韓国のアニメというものをこれまでほとんど観たことがなかったので、これはいい機会だと思って足を運んでみました。
映画館に行くと、次の映画が観たくなる
ここ何年か、映画を観るペースが落ちないのには理由があります。映画館に行くと、本編の前に必ず予告編が流れますよね。あれを観ていると「お、これ面白そうだな」という作品が必ず出てくるんです。
気になったらその映画を観に行く。すると、またそこで新しい予告編に出会う。この繰り返しで、気づけば連続的に映画館に通っているという状態になっています。配信で家で観るのとは違う、映画館ならではの連鎖だと思います。
今回の「縁の手紙」も、そうやって予告編で気になった一本でした。調べてみたら韓国のアニメだと知って、「そういえば韓国アニメって観たことないな」と気づいたのが決め手です。
日本のアニメとの違和感が、ほとんどなかった
観終わってまず感じたのは、日本のアニメとの違和感がほとんどないということでした。
もちろん、細かいところには違いがあります。画面に出てくるバス停の標識はハングル文字です。登場する田舎の家は、韓国ドラマでよく見かけるあの造りの家が、そのままアニメとして描かれています。そういう「ここは韓国だな」という手がかりはちゃんとある。
でも、風景そのものに強い違和感を覚えることはありませんでした。むしろ、新海誠監督の作品を観ているような感覚で、すんなり入り込めたという感じです。
むしろ共通点のほうが目についた
観ているうちに気づいたのは、日本と韓国にはいろいろな共通点があるんだなということでした。たとえばバス停が丸い形になっていたりする。そういう細部を見ていると、違いよりも「同じだな」と思う部分のほうが強く残りました。
テーマについても同じことを感じました。この映画は途中で、いじめの問題を正面から描いています。これは日本の映画やアニメでも繰り返し扱われてきたテーマで、抱えている問題意識が共通しているんだなと思いながら観ていました。
韓国語で観てみたかった、という小さな後悔
作品の途中、音楽が流れる場面があります。その歌詞は韓国語で、「そうだ、これは韓国のアニメなんだ」と改めて気づかされる瞬間でした。
ところが、最後のエンドロールで流れた歌は日本語でした。おそらく韓国版では、本編の中で使われていた曲なのかもしれません。韓国語バージョンの歌も聴いてみたいな、と思いました。
今回観たのは吹き替え版だけの上映でしたが、字幕でも観てみたかったという気持ちがあります。私は韓国ドラマをよく観るのですが、吹き替えがされていない作品も結構あるので、韓国語の音を聴きながら日本語字幕を追うという見方には慣れています。この映画もその形で観たら、また違う味わいがあったはずです。
ストーリーは、テーブルの下の手紙から動き出す
ストーリーについても触れておくと、これはなかなかよくできていると思います。
物語の起点になるのは、テーブルの下に貼ってあった一通の手紙です。そこから少しずつ話が進んでいって、最後には感動のラストが待っています。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、起点となる小さな仕掛けが最後まできれいにつながっていく構成でした。
韓国に、また行ってみたくなった
観終わって一番強く残ったのは、「韓国に行ってみたいな」という気持ちでした。
私が韓国に行ったのは、もう20〜30年前に何度か、という程度です。だいぶ変わったんだろうなと思います。韓国ドラマはよく観ているので、ソウルやチェジュ島の風景は映像としては目にしているのですが、実際に行ってみたら、私が知っている昔の韓国とはまったく違う韓国がそこにあるんだろうな、と。
一本のアニメ映画が、行ったことのある国にもう一度行きたいと思わせてくれる。そういう体験でした。韓国アニメを観たことがないという方には、入口として良い一本だと思います。