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Makuakeで支援していたCIOの新製品「ケルベロス」が、家に帰ったら届いていました。応援購入の総額はなんと4331万円。デスク周りのガジェットとしてはかなりの数字です。開封したばかりで設置もまだですが、手に取ってみて分かったことを整理しておきます。
机の上に何も置かないための充電ケーブル
箱から出した状態だけを見ると、正直これが何なのか分かりません。板のような本体があって、そこからケーブルが伸びている。それだけです。
ただ、使い方を知ると腑に落ちます。これは机の裏側にペタッと貼り付けて使うもの。普段はケーブルが本体の中に巻き取られていて、机の下に隠れています。充電したくなったら、下からヒュッと引き出して、机の上のスマホやイヤホンに挿す。使い終わったらポッと戻す。それだけで、机の上には何も残りません。
発想の出発点は「机の上に充電器やケーブルを置きたくない」というところにあります。普段は完全に何もないテーブルにしておいて、必要なときだけケーブルが出てくる。デスクを片付けるのではなく、そもそも置かないという方向の解決策です。
きっかけはYouTuberの自作品とのコラボ
もともとは、チャンネル登録者29万人のYouTubeチャンネル「モノクラフ」さんが、こういう仕組みを自作して使っていたのが始まりだそうです。それをCIOが製品化したのがこのケルベロス。
名前の由来は、三つの頭を持つ番犬ケルベロス。充電ケーブルと結びつけるにはなかなか飛躍のある名前ですが、机の下から出てくるという意味では、番犬っぽいと言えなくもありません。
製品版で一番効いている改良点
ケーブル部分が丸ごと取り外せる
自作版は机の下に固定するだけだったそうですが、製品版はケーブルユニットの部分がスポッと外れます。これが効きます。
外した状態はきれいに閉じるので、そのまま延長ケーブルとして持ち出せるのです。ケーブルって、カバンの中で気づけばぐじゃぐじゃになっていたり、使うたびに束ね直したりと、地味に面倒な存在です。この形なら中で絡まりようがありませんし、引っ張ればすぐ使える状態になります。
もちろん、板状なので占有する面積そのものは普通のケーブルより増えます。それでも、絡まった塊を毎回ほどくことを考えれば、こちらのほうがずっとスッキリ持ち運べる感覚です。片側は自分で丸めて収める必要がありますが、許容範囲でしょう。
マグネットシートと両面テープが同梱
箱には「SPECIAL THANKS」と書かれたマグネットシートが入っていました。おそらくMakuakeで支援した人限定のものだと思います。
スチール製の机ならそのまま磁力で貼り付きますが、木製の天板ではそうはいきません。そこで、このマグネットシートを先に貼っておけば、本体を着脱式にできるという仕掛けです。あわせて3M系の両面テープも付いてくるので、恒久的に貼り付けてしまう選択肢もあります。
実際に本体を装着してみると、磁石に加えてラッチが引っかかる構造になっていて、カチャッと入ると全体がしっかりホールドされます。ちょっとやそっとでは落ちません。細かいところまで考えられているなという印象です。
悩ましいのは設置場所
今のところ一番悩んでいるのが、どこに貼るかです。
コラボ動画では、机の奥側に取り付けていました。奥に付ければ、引き出したケーブルは机の向こう側を通るので、手前の作業スペースには何も出てきません。逆に手前に付けると、引っ張った瞬間にケーブルが机の上を横切ってしまいます。
ノートPCの電源端子が左右どちらかに寄っていることを考えると、横に付けるという選択肢も現実的かもしれません。取り出しやすいように少し角度をつけて設置することもできるので、裏側にあっても指をかければすぐ引き出せます。この辺りは、自分の机と使うデバイスに合わせて試すしかなさそうです。
まとめ
一般発売はまだで、今はクラウドファンディングの支援者に順次届いている段階です。おそらくそのうち通常販売されると思いますし、ケーブル部分だけでも持ち運び用として十分便利に使えそうです。
「机の上を片付ける」のではなく「机の下に隠してしまう」。この割り切りが、この製品の一番いいところだと思います。設置してしばらく使ってみたら、また使用感を書きたいと思います。


