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会社を辞めて8年、毎日好きに生きている筆者が昨日観てきたのは話題のトイストーリー5。子ども向けアニメと侮るなかれ、大人にもしっかり刺さる内容でした。
わざわざIMAXシアターへ向かった
最初は近所の映画館で観るつもりでした。ところが「もしかしてIMAXでやっているかも」とふと思い立ち調べてみると、案の定やっていました。車で10〜20分かかる距離でしたが、迷わずそちらへ向かいました。
やはりIMAXは正義です。大画面で観るアニメーションの迫力は普通のスクリーンとは別物で、とくにCGのクオリティが高い作品ほどその差が際立ちます。字幕で観るつもりでいましたが、そのシアターは吹き替えのみ。有名な方が吹き替えを担当されていたようで、違和感なく最後まで楽しめました。
実写に迫るCGアニメーションの進化
トイストーリー1作目の公開は1995年。それから30年、コンピュータグラフィックスの技術は目覚ましい進歩を遂げています。今作でとくに印象に残ったのは次の点です。
- 子どもの表情描写:細かい感情の動きまで丁寧に表現されており、見ていて自然と感情移入できる
- 風景のリアリティ:風で揺れる葉や草など、実写と見紛うほどのクオリティ
- 光と影の再現:フルCGとは思えないほど自然な光の当たり方と陰影
「これ本当にアニメ?」と思う場面が何度もありました。映像技術の進化を体感するという意味でも、映画館で観る価値がある作品です。
デジタル時代に問うおもちゃの存在意義
ストーリーの核にあるのは、「iPadやスマホが当たり前になった時代に、おもちゃはどんな意味を持つのか」というテーマです。
今作では、デジタル機器の通信機能を活用しておもちゃたちが連携しながら行動するシーンが描かれます。まるでAIのような知性を持ったおもちゃたちが、持ち主である子どもを助け、友達を作る手助けをしていくのです。
一方で、スマホに没頭して会話しない子どもたちの姿や、SNS上の誹謗中傷といった現代的な問題まで描かれており、単なる冒険アニメにとどまらない社会派な視点が込められています。デジタルに囲まれた環境でどう生きるかを、子どもたちに自然な形で問いかけている映画とも言えます。
子どもと一緒に観て、話し合いたい映画
トイストーリーシリーズは毎作、表面上は子ども向けでありながら、大人が観ると別の深みが感じられる作品です。今作も例外ではありません。
テクノロジーと人間の関係性、おもちゃを通じた想像力の大切さ——そうしたテーマを、ピクサーらしい温かいタッチで描いています。子どもと一緒に観て、観た後に感想を話し合うのが特におすすめです。「あのおもちゃ、どんな気持ちだったと思う?」という問いかけから、デジタルとの付き合い方を自然に考えるきっかけになるはずです。
まとめ
トイストーリー5は、CGアニメーションの驚くべき進化を体感しながら、現代社会のデジタル問題についても考えさせてくれる映画でした。IMAXで観られる機会があれば、ぜひ大画面で体験してみてください。大人も十分楽しめます。