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毎月1本、舞台を観に行く生活をしています。きっかけは「レクリ」という演劇のサブスク。
以下のリンクで入るとお得に入れます。
今回は東京・日本橋の明治座で上演中の『メイジ・ザ・キャッツアイ』を観てきました。そして今回、ここ数年で初めての出来事に遭遇しました。上演の途中で、幕が閉まったのです。

演劇のサブスク「レクリ」という選択
レクリは月額1万円ほどで、サイトに並んだ公演から好きなものを選ぶと、チケットが送られてくるサービスです。ラインナップはかなり豊富で、毎月「1本くらいは観たいものがある」という状態が続いています。自分で情報を追って予約するより、用意された選択肢から選ぶほうが、かえって行動のハードルが下がる。働かない生活を続けていると、こういう「勝手に予定が入る仕組み」はありがたいものです。

明治座は「席で食事ができる」劇場だった
今回初めて足を運んだ明治座で驚いたのが、客席で食事を取れることです。もちろん上演中はいけませんが、開演前と幕間なら問題ありません。
12時開演というちょうどいい時間割
開演は12時で、13時過ぎあたりに30分の休憩が入ります。つまり、開演前に食べれば早めの昼食、幕間に食べれば普通の昼食。どちらでも成立する時間割になっています。館内には売店があってお弁当も売っていますし、幕間に予約しておけば上階のレストランで食事をすることもできるようです。団体のお客さんは部屋を取って食事をしてから客席に戻る、という流れのようでした。
私は30分前に着いたので売店でお弁当を買い、少し食べ始めたところで「幕間に残りを食べればいいか」と思いましたが、結局は開演前にきちんと食べ終えておきました。調べてみると、客席で食事ができる劇場は歌舞伎座など数えるほどしかないようです。観劇と食事が地続きになる体験は、思っていた以上に贅沢でした。

1階右端の席が、意外と快適だった
席は1階の右端、2列しかない小さなブロックでした。舞台の右上あたりが見えないため人気がないのか、周囲は3〜4席ほど空いています。そこで1席ずらして座り、両隣を空けた状態でゆったり観劇することにしました。中央の席はかなり埋まっていましたが、明治座は客席数の多い大きな劇場なので、こういう「すき間」が生まれます。多少見切れても、窮屈でないほうが集中できる。これは今後も使える発見でした。

明治時代のキャッツアイ、という大胆な設定
『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、漫画・アニメで知られる『キャッツ・アイ』の舞台を明治時代に移した作品です。「明治座」との語呂合わせも効いているのでしょう。三姉妹は着物姿ですが、かなり現代的にアレンジされた着物で、古めかしさはありません。物語の骨格はおなじみのキャッツアイ。お宝を盗み、そこから事件が起こっていく、という展開です。
主演の三姉妹は高島礼子さん、藤原紀香さん、剛力彩芽さん。演技力もあってのことでしょうが、観ているうちに「キャッツアイの三人が本当にそこにいる」という感覚になってきます。ところどころに笑いが仕込まれていて、重くならずに楽しめる舞台でした。
上演が止まった5分間
その途中、突然アナウンスが入り、幕がすっと閉まりました。最初は演出かと思ったのですが、どうやら本当にトラブルだったようです。空中に飛ぶシーンで使う機材に問題が出たとのことでした。
幕が閉まったままの5分間は「このまま終わってしまうのか」という空気でしたが、再開できるという案内が入ると客席から拍手が起こり、少し前の場面から演じ直されました。毎月舞台を観ていて、出演者が転んだり衣装がほどけたりという場面は見たことがありますが、幕が閉まるところまでいったのは初めてです。復帰を拍手で迎える客席の反応も含めて、生の舞台ならではの時間だったと思います。

公演情報
- 明治座公演:11月1日まで
- 大阪・新歌舞伎座:11月14日から上演
- その前には博多でも上演されていたそうです
チケットはまだ取りやすい印象でした。食事つきでゆったり半日を過ごす、という観劇のかたちを試してみたい方にもおすすめできる舞台です。
