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2年ぶりに人間ドックを受けてきました。結論から言うと、検査そのものはとても快適だったのに、自分のうっかりで1万2〜3千円を余分に払うことになりました。同じ失敗をする人が一人でも減ればと思うので、恥ずかしながら順を追って書いておきます。
なぜ6年も検査をしていなかったのか
サボっていたわけではなく、それなりに理由がありました。少し前に痔で入院し、大腸ポリープも取っています。その過程でいろいろな検査をひととおり受けたので、「しばらくはいいか」という気持ちになっていました。
さらにその後、分子栄養学の講座を受講しました。そこで血液検査や毛髪検査まで含めて細かく数値を調べたので、自分の体の状態はある程度つかめているつもりでいたのです。結果として、ここ2年ほどはほとんど何も検査をしていない状態になっていました。
きっかけは、世界一周旅行から帰ってきたあたりに届いた国保の健康診断の封筒です。あれを見て「そうだ、そろそろ受けないと」と思い立ちました。健康に関する行動は、だいたいこういう外からのきっかけで始まるものだと思います。
選んだのは「コワーキングスペースの2階下」
申し込んだのは、メディカルリゾート柏の葉 診察クリニック。私がいつも使っているコワーキングスペースの、2階下にあります。
これは正直かなり大きな決め手でした。近いから移動がない。検査が終わったらそのまま仕事場に戻れる。健康診断を後回しにしてしまう理由の大半は「面倒だから」なので、物理的な距離が近いというだけで実行のハードルが一気に下がります。健診施設を選ぶとき、設備や評判よりまず「自分が行くのが苦にならない場所か」を見ていいと思います。
失敗その1:マスクを忘れた
受付開始は8時10分。私は8時前に建物に入れる権限を持っているので、早めに着いていました。ところがそこで、マスクを持っていないことに気づきます。検査中はマスクの着用が必要だったのです。
カバンの中を探しても出てこない。諦めてコンビニに行き、300〜400円ほど払って買いました。家にはマスクがいくらでも転がっているのに、と思うと妙に悲しくなります。金額としては小さいのですが、こういう小さな損は気分に響きます。
失敗その2:人間ドック券を忘れた(本題)
8時10分に受付が始まり、検体や問診票を提出していきます。国保から送られてきた健康診断の申し込み券は持っていました。そこで言われたのが、「人間ドックの申し込み書はありますか」という一言でした。
思い出しました。たしかに申し込んでいて、家にはその券が届いているはずなのです。すっかり忘れていました。そしてこの券がないと、国保の割引が適用されません。つまり通常料金。差額は1万2〜3千円ほどです。
日を改めて予約し直すという選択もありましたが、そうなると検体も全部取り直しになります。それはさすがに避けたい。結局「通常料金でいいです」と答えて、そのまま受けることにしました。
ここが今回いちばんお伝えしたい点です。国保などの割引を使う場合、「健康診断の案内」と「人間ドックの申し込み券」は別物で、両方を持っていく必要があります。どちらか片方だけでは割引されません。前日に封筒の中身をすべて並べて確認しておけば、1万円以上が守れます。
検査環境は想像以上に快適だった
気持ちは沈んだまま検査着に着替えましたが、ここから先は素直に良い体験でした。
半個室でゆったり待てる
この施設の特徴は、受診者一人ひとりに半分仕切られた席が与えられることです。検査のたびに呼び出しがあり、案内の方が来てくれて、終わると自分の席に戻る。私の席はちょうど外が見える位置で、前にはオットマンがあり、足を伸ばして座れました。待ち時間がストレスにならないというのは、思っていた以上に大きいです。

初めての鼻からの胃カメラ
今回初めて、鼻から入れる胃カメラを受けました。口からのものは何度も経験がありますが、鼻からは記憶にありません。
まず麻酔の液体を入れて、5分ほど待ってから挿入が始まります。入れ始めと抜く最後のところで少し違和感はありましたが、それ以外はほとんど何も感じませんでした。痛みはなく、終わった後も特に残りません。
バリウムを飲んで台の上で転がされるX線検査と比べると、個人的には鼻からの胃カメラのほうがずっと楽でした。あの検査は当日も、その後も何かと大変なので。選べる環境にあるなら、試してみる価値はあると思います。
マッサージ・昼食・ラウンジ
この人間ドックにはオイルマッサージが付いていて、腰か背中か、首と頭の3つから1つを選びます。私は首と頭をお願いしました。30分弱ほど施術していただいて、首が少し軽くなった気がします。
昼食は日本料理。外の風景を見ながらいただく、なかなか手の込んだ内容でした。私はグルテンフリーで小麦と乳製品を申告していたので、メニューがきちんと差し替えられていました。デザートは最後のごまプリン。本来付くらしいお菓子は省かれていましたが、対応が丁寧で助かりました。

さらにサロンのようなラウンジがあり、コーヒーや紅茶が置かれています。デカフェもあったので、抽出するタイプのものをいただきました。まあまあ美味しかったです。

来年も受けようと思った
最後の会計でまた人間ドック券のことを思い出し、1万2〜3千円を損したなと少し暗くなりながら、仕事場に戻りました。結果は1ヶ月後くらいに届くそうです。何も異常がなければいいのですが、見つかったらそれは素直に悲しい。
それでも、来年もここで受けようと思っています。近いし、ゆったり過ごせるし、何より60を超えて64、65と進んでいくと、いろいろな可能性が出てくる年齢です。働かない生活を続けるうえで、健康はいちばんの土台です。
マスクと人間ドック券。この2つだけ、来年は絶対に忘れないようにします。