藤井聡太カフェオレとちいかわスカイツリーを巡る一日

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https://www.youtube.com/watch?v=havYZoM0fMo

会社を辞めて8年。平日の昼間に都内をふらふら歩けるのは、働かない生活のいちばん分かりやすい特権かもしれません。この日の目的はふたつ。将棋会館で「藤井聡太カフェオレ」を飲むこと、そしてスカイツリーのちいかわコラボを見に行くことでした。どちらも急ぎの用事ではないのに、コラボの終了が今月いっぱいと知って、なんとなく腰が上がった一日です。

2年ぶりの将棋会館は、駅のすぐそばに移っていた

家から車を置いて電車に乗り換え、降りたのは千駄ヶ谷の駅。将棋会館を見たのは2年ほど前、国立競技場のマラソンイベントに参加した後、二次会へ向かう道の途中でした。「ああ、これが将棋会館か」と通りすがりに眺めただけ。今回はそこが目的地です。

ところがGoogleで検索すると、駅からかなり離れた場所を指しています。「あれ、ここかな」と迷いましたが、それは旧将棋会館があった場所。現在の将棋会館は駅のすぐそばに移っていました。思い返せば、2年前に見かけたのもこの新しい建物だったような気がします。地図アプリを信じすぎると、こういうすれ違いが起きるものです。

「将棋会館」と彫られた石碑と、建物前の赤い植え込み
「将棋会館」と彫られた石碑と、建物前の赤い植え込み

食事はカレーのみ、飲み物は駒型のカードで交換

建物に入るとまずお土産物屋さんがあり、ざっと眺めてからカフェへ。入り口でオーダーして席に着く方式……というより、席を取ってから注文する流れだったかもしれません。メニューを見ると、食事はカレーしかありません。ただしそのカレーが4種類ほどあり、ガスカレー、あいがけカレー、うさぎちゃんカレーといった具合に選べます。

「棋の音 KINONE」の看板が出たガラス張りのカフェ入り口
「棋の音 KINONE」の看板が出たガラス張りのカフェ入り口

注文したカレーは2つ。ひとつは普通のカレーで、きちんと辛さがあって美味しい。もうひとつはあいがけカレーでした。食べ終わると、将棋の駒の形をしたカードを受付に持っていきます。これを渡すと、注文していた飲み物に替えてもらえる仕組み。そうして運ばれてきたのが、目的の藤井聡太カフェオレです。

うさぎの形に盛ったごはんと星形チーズがのったカレー
うさぎの形に盛ったごはんと星形チーズがのったカレー

これが驚くほど精巧でした。ラテアートというより、きちんと肖像として描かれている。どういう技術でこれを一杯ずつ作っているのか、飲む前にしばらく眺めてしまいました。カフェの隣は将棋を指すための対局スペースになっていて、ずらりと並んだ席で多くの方が盤に向かっています。そういう空気の中で飲むからこそ、この一杯が成立しているのだと思います。

藤井聡太の肖像が描かれた、黄色いマグカップのカフェオレ
藤井聡太の肖像が描かれた、黄色いマグカップのカフェオレ

数十万円の駒から、女流棋士のブロマイドまで

帰りにお土産物屋さんをじっくり見ました。将棋の駒や盤はもちろんですが、値段の幅がすごい。何十万円もする駒が並ぶ一方で、プラスチックの手頃なものもきちんと置いてあります。将棋グッズ以外にも、藤井聡太さんのグッズ、他の棋士のグッズ、扇子、湯呑み、そして女流棋士のブロマイドまで。将棋という世界の裾野の広さが、棚の品揃えにそのまま出ているようでした。

強風のスカイツリー、ウェブチケットに救われる

次はスカイツリーへ。チケットはウェブで買うほうが安いというので、移動中の電車内で購入しました。空いていたのは14時の回がわずかと、14時半。それ以外の時間はすべて埋まっていて、たまたま空いていた14時半をなんとか確保できました。

これが結果的に大正解でした。押上駅から入り口に向かうと、風が強いため入場を制限しているというアナウンスが流れていて、チケット販売所はクローズ。当日券を買おうとしていたら、登れずに引き返すことになっていたはずです。何も考えずに来ていたら詰んでいた、という意味で運が良かった一日でした。

「TOKYO SKYTREE」と大きく書かれた入り口の壁
「TOKYO SKYTREE」と大きく書かれた入り口の壁

エレベーターに乗るまでは、人数制限があるのかかなり並びました。ただ登ってしまえば上は思ったほど混んでおらず、ゆっくり見られます。天気はやや曇り。それでも周囲の街は綺麗に見えて、おもちゃのように小さな家が関東平野の端までずっと連なっている。あの「ずっと続いている感じ」は、何度見てもスカイツリーならではだと思います。

窓越しに見下ろす関東平野の家並みと、遠くを流れる川
窓越しに見下ろす関東平野の家並みと、遠くを流れる川

至る所にちいかわ、カフェだけは完売

スカイツリーは館内がちいかわコラボ一色でした。押上駅を出たところにはちいかわショップが現れ、エレベーター脇にもちいかわがいて、通路の壁にはずっとちいかわが描かれている。先月乗ったさんふらわあも同じような作りだったので、コラボの手法としては定番なのかもしれません。映画の場面を再現したフォトスポットもあり、皆さん熱心に写真を撮っていました。

展望回廊の通路の壁一面に描かれたちいかわのイラスト
展望回廊の通路の壁一面に描かれたちいかわのイラスト

唯一行けなかったのが、ちいかわメニューのあるカフェ。こちらは完全予約制で、コラボ期間中の予約枠は今月分まですべて完売。今から取ることもできないとのことで、ここだけは諦めるしかありませんでした。人気コラボは「行く日を決める」より先に「予約を取る」が正解だと、改めて学んだところです。

ピンバッジが増え、スペーシアを見て帰る

降りた先のお土産売り場で買ったのは、最近ハマっているピンバッジ。ヌルヌルネクサス、トヨタ博物館、さんふらわあ、イスタンブールのアヤソフィア……行った先で少しずつ集めていて、首から下げたコレクションは正直かなり重くなってきました。それでもここでちいかわのピンバッジを追加し、袋にちいかわが描かれたお菓子も買いました。

台紙に留められた、塔と星が描かれた紺色のピンバッジ
台紙に留められた、塔と星が描かれた紺色のピンバッジ

帰る前に、スカイツリー脇のビルに入っているスターバックスで休憩。塔の足元がまるごと見える席で、デカフェのオーツミルクラテをいただきながらぼーっとする時間。こういう「何もしない休憩」をたっぷり取れるのが、働かない生活のありがたさです。

ガラス越しに見上げた、鉄骨が組まれたスカイツリーの足元
ガラス越しに見上げた、鉄骨が組まれたスカイツリーの足元

とうきょうスカイツリー駅では、普段見ない東武の特急が入ってきました。おそらくスペーシアだったと思います。予定になかったものがふいに現れるのも、ゆっくり歩いている日のおまけみたいなもの。そのまま北千住経由で、夕方には柏に戻ってきました。

駅のホームに入ってきた、東武の特急スペーシア
駅のホームに入ってきた、東武の特急スペーシア

ちいかわコラボは来週、今月いっぱいで終わります。夜にはライトアップもあるという話を聞いてしまったので、もう一度行くかどうか考えているところです。急がない暮らしでも、期限のあるものだけはちゃんと背中を押してくれます。

この記事を書いた人

有村 好人

有村 好人(よしひと)ことアリーです。
外資系IT会社を早期退社後、個人事業主になり、このブログの運営、コンサルティング業務を行なっています。
繋がる機器が大好きで、家での生活を繋がる機器でいかにスマート(快適で便利)にするかを考えています。
また、電気自動車の日産リーフで、どこまでも遠くに行きたいと思っています。