【書評】「明日、会社を辞めても「稼げる人」になれる本―お客様がどんどん集まるマグネット集客術」金子 欽致 (著)

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楽しく、快適な、生活を目指して、へらへら生きるヘラリストのアリーです。

僕は、早期退職をして、令和元年元旦に個人事業主となったが、まだちゃんと稼げていない。

そうだ、まだ僕は、「稼げる人」になれていないのだ。

そんな僕が、この「明日、会社を辞めても「稼げる人」になれる本―お客様がどんどん集まるマグネット集客術」を読んで、今後どのようにしなければいけないかが分かった。

後は、行動あるのみ!

自分の「商品価値」に気づく

会社にいると、仕事は落ちている。周りを見渡せばやるべき問題はあり、仕事はある。

しかし、会社を辞めてしまうと、なんでも出来るのだが、それが「稼げる」ことなのかがわからない。果たして、自分一人で何か「稼げる」ことができるかがわからない。

自分が売れないといけない、その為には、自分に価値がないといけないが、それがわからない。

僕は、悲観的に考えると、現在そんな毎日を送っている。

この本では、その価値を気づくための方法がいくつか書かれている。

自分史を振り返る

自分が今まで何をしてきたかを振り返ってみる。

僕も、60年近く生きてきたので、いろいろなことがあったはずである。

自分が何をしてきたか?

何に悩んでどう解決したのか?

自分が、一番輝いていた体験は何か?

自分がお金をかけてきたものは何か?

自分が何に嫉妬を覚えるのか?

自分が今まで褒められたことは何か?

とにかく、それらの質問に答えてみる。

それをリストにしてみる。

その中に、自分の「商品価値」が見つかるはずである。

僕の場合

僕は、外資系の会社に入った為、入った時、英語に悩まされる。

今でも、英語に関しては劣等感がある。

それでも、仕事ができるレベルにはなっていた。

きっとそれも、僕の「商品価値」なのだろう。

また、僕は、つながる機器が大好きで、いろんなものを買っている。

相当お金を使っている。

家の中は、そんな機器であふれている。

これもきっと、僕の「商品価値」なのだろう。

そんな感じでちょっと考えてみた。

もっといろいろリストアップしていくと、その中から、きっと自分の「稼げる」「商品価値」がみつかる。

自分の「商品価値」を他の人がお金を払ってもいいものに変える。

「商品価値」があるだけでは、ダメで、それをお金に変えられないといけない。

どうしたら、お客がお金を払ってくれるかを考える。

そのためには、リサーチが大事である。

今、人が興味を持っていることは何なのか?

雑誌の見出し、売れている本、動画で何が多く再生されている?

人は、そんな場所に集まっている。お客がいないところでは「商品価値」があっても売れない。

次に、ニーズ(悩みや望み)があるかを、「ヤフー知恵袋」、「教えて!goo」、「発言小町」等で徹底的に調べる。

お客がたくさんいて、ニーズがあれば、売れるはずである。

それに、お金を払ってくれるはずである。

「商品」を作る

お客がお金を払ってくれる「商品価値」が分かったら、その「商品」を作らないといけない。

しかし、その「商品」は、差別化しないと埋もれてしまう。

個人的理由

まず、その「商品」を自分が売る個人的に理由がいる。

なぜ、その「商品」を、自分から買わないといけないかの理由がいる。

それを自分史などから見つける。

希少性が必要

この「商品」は、この人からしか買えない商品にする。

そのためには、ターゲットの顧客を絞らないといけない。

他に、同じような商品がたくさんあると埋もれてしまう。

ネットで自分が解決する悩みを検索して、競合を調べる。

競合を調べて、競合がいない市場を見つける。

また、その過程で、競合を体験してみるのも面白そうである。

「商品」は「低価格」と「高価格」の2つを準備する

「低価格」商品は「入口商品」でお客を集めるための商品。

赤字にならない程度の金額に設定する。

「高価格」商品は「本命商品」でこれで利益を出すための商品。

“その商品によって「何が実現できるのか」を具体的にきちんと約束してあげる”ことが大事である。

また、商品は単発ではなく、長期継続型にした方が値段を上げやすい。

集客する

「商品」ができたら集客しないと売れない。

そこで、本書では、以下のステップで集客を勧めている。

  • 「理想のお客さま像」を限りなく絞り込む
  • 目を引くキャッチコピーをつくる
  • SNSで情報発信をし、認知度を上げる
  • 「入口商品」で価値を体感してもらい、その後、「本命商品」をすすめる

「理想のお客さま像」を限りなく絞り込む

商品を作る時に絞った市場の、ターゲットのお客を具体的に設定する。

目を引くキャッチコピーをつくる

”キャッチコピーで大切なのは、「誰」がお客さまで、お客さまにどんな結果を「約束」できるのかを明確にしていく”

また、キャッチコピーには、以下の3つを入れると良い。

  • 「数字」を入れる
  • 「メリット・効果」を入れる
  • 「興味を引く言葉」を入れる

SNSで情報発信をし、認知度を上げる

認知度を上げるためには、ブログが有効である。

ブログで集客するためには、毎日、役に立つ記事を書き続ける。

5回に一回ぐらい「商品」の紹介をする。(人は、売り込まれるのは嫌い)

また、ブログの見た目は大事で、できればブログるヘッダーはプロに作ってもらった方がいい。

「入口商品」で価値を体感してもらい、その後、「本命商品」をすすめる

本命商品は、ネットで相場を調べて値段を決定する。

値下げはしない。

本命商品は、値段の3倍価値のあるものを目指す。

まとめ

この本を読んで、「稼げる人」になるための方法が分かった。

後は、この本に書かれていることを実際に行動できるがが問題になるのだろう。

また、この本の最後に書かれている、”「不完全な状態」で初めてOK”が重要な気がする。

たとえこの本に書かれたことを一度実行したとしても、成功するとは限らない。

なので、何回もためしてみることが大事なのだろう。

楽しい人生だったと言って死にたい、へらへら生きるヘラリストのアリーでした。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

有村 好人

有村 好人(よしひと)ことアリーです。
外資系IT会社を早期退社後、個人事業主になり、このブログの運営、コンサルティング業務を行なっています。
繋がる機器が大好きで、家での生活を繋がる機器でいかにスマート(快適で便利)にするかを考えています。
また、電気自動車の日産リーフで、どこまでも遠くに行きたいと思っています。