【柏の葉キャンパス】大雨の中自動運転バスに乗ってみた!

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早期退社をして、楽しく、快適な、生活を目指しているへらへら生きるヘラリストのアリー(@ArimuraYoshi)です。

僕は、日産リーフに乗っていて、「プロバイロット」を使って自動運転を体験している。

これがあるかないかで、高速や渋滞での疲れに大きく差が出る。

もう、「オートバイロット」のない車には乗りたくない。

そんな僕が、今回、「市民フォーラム 乗って、話して、考えて 自動運転バスから、未来の柏はどう見える?」に参加し、柏の葉キャンパスで実証実験中の自動運転バスに乗ってみた。

柏の葉キャンパスでの自動運転バスの営業運行実証実験とは?

2019年11月から行われている、柏の葉キャンパス駅・東京大学 柏キャンパスの公道での自動運転バスの営業運転実証実験である。

運行ルート: つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅~東京大学 柏キャンパス

距 離 : 約2.6km(公道:2.3km、キャンパス内:0.3km)の一部区間

使 用 車 両: 日野自動車リエッセをベースにした自動運転車両(一般貸切運行)

いすゞ自動車「エルガミオ」をベースとした自動運転車両 ノンステップバス車両(2021年1月18日から)

乗 客 定 員: 乗客17名 ※定員を超えた乗客数での走行は行いません

自動運転レベル: レベル2

乗車対象者: 東京大学 柏キャンパスの学生、教職員及び柏キャンパス来訪者

「市民フォーラム 乗って、話して、考えて 自動運転バスから、未来の柏はどう見える?」

今回のこのイベントは、東京大学 モビリティ・イノベーション連携研究機構の主催で行われた。

このイベントは、2回に分けて行われる。

1回目は、バスの試乗会で実際の自動運転バスの運航ルートに乗車する。

2回目は、オンラインでのワークショップの開催を予定している。

この記事では、この1回目の体験を書いている。

実際に自動運転バスに乗ってみた。

当日は、あいにくの雨で、バスからの外の風景は窓が曇りあまりよく見えなかった。

自動運転の条件としてもあまり良くない条件である。

激しい雨の時は、「プロバイロット」も動作しない時がある。

まず、UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)に行きアンケートに答える。

そして、時間になったら自動運転バスに乗り込んで、東大の柏キャンパスまで行って戻ってくる。

その間、自動運転のバスの話や、実証実験をしている機関の話等が聞けた。

戻った後、UDCKで感想などの話をした。

バスの内部はこんな感じである。

この荷台の部分に自動運転の制御御装置が入っている。

内部には、いくつかのディスプレイが設置されていて、自動運転の情報を見ることができる。

向かって、左上は、運転席の様子が見れる。

右上は車内を映している。

左下は、LiDAR(レーザーレーダー)による認識状態を示している。

右下は、車速、自動運転の状態、信号の認識結果、位置情報、車線情報などが表示されている。

バスの外観は、こんな感じ

LiDAR装置

これが、前方3箇所、後方1箇所ついていた。

また、前方中央のLiDARの下には、2つのカメラが設置されている。

それとは、別にいくつか周りを見るためのカメラも設置されていた。

実際に乗ってみて、説明を聞いてまだまだたくさんの課題があることに気付かされた。

自動運転バスの良い点

将来的には、運転する人無しに自動で運転されるようになると運転手が必要なくなり、人材不足を軽減されるのだろう。

また、将来的には、運営コストも下がり、より安い運賃で利用できるようになっていくと期待したい。

また、オンデマンドができるようになり、待ち時間がなく家の前までバスが来てくるれようになるのだろう。

自動運転バスの課題と問題点

今回、自動運転バスに乗ってみて、まだ多くの課題があることに気付かされた。

現在実際に自動運転で走行しているのは、運行ルートの一部で、途中で停車して自動運転に切り替えていた。

全ての区間で自動運転ができない点として、いくつか問題が指摘されていた。

右折の難しさ

右折する時には、信号が青で反対車線から車で来ていない時にタイミングを見計らって右折するが、その判断が難しい。

正面から何も来なければ良いのだが、走っている場合にはどのくらいの距離離れていて、相手の車がどのくらいの速度で走っているかを瞬時に判断して曲がらないといけない。

それと、道を譲ってくれる人がいるとその判断も難しく、どちらの車線も止まってしまうことが起こる。

路上駐車

路上駐車をしていると、反対車線にでる必要がある。

基本的には、反対車線を走ってはいけない。

しかし、路上駐車している車があると、反対車線を走らないといけなくなる。

その判断をどうするかも問題である。

センサーの誤認識

今回の、試乗時でも、一瞬強いブレーキが踏まれたことがあった。

これは、センサーが雨のせい等で、誤作動してしまってブレーキを踏んでしまったのだろう。

また、GPS等が木があったり障害物があったりした場合には、位置を認識できない場合がある。

今回の実証実験では、木がたくさん生い茂っているところには磁気センサーを道に埋め込んでいるとのことである。

このように、バスだけではなく、道を対応して行かないといけない。

【柏の葉キャンパス】自動運転バスのまとめ

自動運転バスに乗ってみて、自動運転にはまだまだたくさんの課題があることを理解した。

究極的には、事故を完全に防ぐことは不可能である。

事故が起きた場合の責任の法的な問題もあるだろう。

それでも、このような実証実験を続けて、なるべく早く実際の自動運転が、この柏の葉で運行する日を待ちたい。

そして、この自動運転により、より先の未来が未来が見えてくるのだろう!

そして、柏の葉の未来は、明るい! 

そう僕は信じる。

楽しい人生だったと言って死にたい、へらへら生きるヘラリストのアリー(@ArimuraYoshi)でした。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

有村 好人

有村 好人(よしひと)ことアリーです。
外資系IT会社を早期退社後、個人事業主になり、このブログの運営、コンサルティング業務を行なっています。
繋がる機器が大好きで、家での生活を繋がる機器でいかにスマート(快適で便利)にするかを考えています。
また、電気自動車の日産リーフで、どこまでも遠くに行きたいと思っています。