【柏の葉イノベーションフェス】第1限目「ノーベル賞受賞者と”はやぶさ”の話」

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先日から、【柏の葉イノベーションフェス】が始まった。

【柏の葉イノベーションフェス】は、今年2019年が第1回目である。

【柏の葉イノベーションフェス】では,いろいろなイベントが柏の葉キャンバス駅の周辺で行われている。

その中で、イノベーショントーク柏の葉と題して、5回の講演がされる。

その第1限目として、「宇宙の成り立ちの解明に向けて、神岡と地下と小惑星からのアプローチ」と題して、講演がされた。

講演は、ノーベル物理学賞を受賞された宇宙研究所所長の梶田東大教授が「ニュートリノで探る宇宙の謎」とJAXAの清水さんが「小惑星探査機”はやぶさ”と”はやぶさ2”の挑戦 太陽系の起源に迫る」と題して講演された。

また、講演の間に映画「はやぶさ/HAYABUSA 」が上映された。

「ニュートリノで探る宇宙の謎」

僕は、素粒子に関しての知識は、ほとんどなく、今回の講演で初めて「ニュートリノ」についての話を聞いた。

梶田教授は、「ニュートリノ」に質量があることを発見してノーベル物理学賞を受賞してと記憶しているが、正確には「ニュートリノの振動」の発見であるようです。

梶田教授は、神岡に作った”カミオカンデ”という宇宙素粒子観測装置で陽子の寿命の研究をされていて、その過程で、ニュートリノの数の理論値と観測値の差に気づき、それにより、「ニュートリノの振動」を発見したということでした。

「ニュートリノ」の観測は時間のかかる作業のようで、”カミオカンデ”で1日に、4回、大きくなった”スーパーカミオカンデ”でも、1日に10回しか観測できないとのことでした。

現在”ハイパーカミオカンデ”も計画され、2020年後半に実現されるようです。

”ハイパーカミオカンデ”は、直径68m、深さ71mと、”カミオカンデ”の130倍以上の広さになるようです。

また、アメリカのクリントン大統領が、「ニュートリノの振動」の発見を発表した次の日に話をしているというエピソードが話された。

こういった、アメリカの動きる速さや最先端の技術への注目度の高さが、今のアメリカを支えているのかもしれない。

最後に、梶田教授は、「基礎研究は、イノベーションに関わることもある、人類の能力を拡張する」ということで基礎研究の重要性を訴えた。

最近の日本は、研究に力を注ぐことが難しくなってきていて、日本の将来への不安がある。

「小惑星探査機”はやぶさ”と”はやぶさ2”の挑戦 太陽系の起源に迫る」

まず、映画「はやぶさ/HAYABUSA 」が上映された。(Amazon Primeで見れる)

僕は、この映画は、みたいと思っていたが、見ていなかった。

感動的なドラマである。

「はやぶさ」は、小惑星の表面の物質を持って帰ることにより、”太陽系がどのようにできたか?”を調べるのが目的です。

小惑星の表面には、太陽系ができた頃の古い物質がある可能性だある。

「はやぶさ2」は、すでに,小惑星「リュウグウ」到着していて、11月に、帰還の計画が発表されるようです。

そして、2020年末には、地球に帰還する予定のようです。

また、予算の話になり、「はやぶさ」は、130億円、「はやぶさ2」は2百数十億円のお金を使っているようです。

予算規模は、NASAのプロジェクトの600億円などと比べると少ないようです。

現在、宇宙事業に費やしているお金は、アメリカが一番多く、次にヨーロッパ、中国、日本の順のようです。

現在、「はやぶさ3」の計画は、決まっていないようで、火星探査、水星探査などいろいろな話があり、その中からどうなるかが決まるようです。

まとめ

【柏の葉イノベーションフェス】の「ニュートリノで探る宇宙の謎」と小惑星探査機”はやぶさ”と”はやぶさ2”の挑戦 太陽系の起源に迫る」の2公演を聴いて、大変感動した。感動は、寿命を伸ばすそうなので、僕る寿命もちょっと伸びたのだろう!

このように、普段は聞けない話を、それも一流の方々から直接聞ける機会が、それも無料であるのは、素晴らしい。

来年も、【柏の葉イノベーションフェス】があることに期待したい。

楽しい人生だったと言って死にたい、へらへら生きるヘラリストのアリーでした。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

この記事を書いた人

有村 好人

有村 好人(よしひと)ことアリーです。
外資系IT会社を早期退社後、個人事業主になり、このブログの運営、コンサルティング業務を行なっています。
繋がる機器が大好きで、家での生活を繋がる機器でいかにスマート(快適で便利)にするかを考えています。
また、電気自動車の日産リーフで、どこまでも遠くに行きたいと思っています。