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ちょうど、都内に行く用事があって、偶然の発見した、JAISAスマートアグリシンポジウムに参加した。
こちらも、参加費が1000円と非常にお得なセミナーでした。
セッション1「スマート農業の過去・現在・そしてこれから」
各セッションは、5人の登壇者と1人のファシリテーターで構成され、最初にファシリテーターが自分の紹介をして、5人の登壇者がプレゼンをおこなって、最後に全員が出て来て、会場の質問に答える形で行われた。
ファシリテーター NPO法人農業情報総合研究所 理事長 植村春香
寺坂農園株式会社[代表取締役]寺坂祐一「農家が現場で作った通販管理システム」
寺坂農園さんは、北海道富良野のメロン農家で全て直販でメロンを販売して、年商1億以上を売り上げている会社です。メロンの直販は、ブルーオーシャンということでした。
寺坂農園さんでは、SNS等での配信に力を入れているとのことで、”農チューバー”としてYouTubeでも活躍されている。また、本も出されているとのことでした。
寺坂農園さんは、販売システムを自社開発して、それを北海道日立システムズさんがクラウドで実現して、現在は、北海道日立システムズさんがそのシステムを外販もされているようです。
質疑の時に、いくつか印象的な話があった。
紙を徹底的になくす。
クレームは、あたり前、お客の気持ちに寄り添う!
クレームを、出やすいようにしている。
株式会社セラク[事業部長]持田宏平「農業IT ”みどりクラウド” の進化?農業のデータ化からデータを活用する農業へ?」
セラクさんは、みどりクラウドという農業用のクラウドを運営している。また、みどりボックスというセンサー・ボックスを提供している。
みどりボックスは、温湿度センサー、日照量センサー、CO2濃度センサー、土壌水分センサー、カメラなどを搭載している。
これを使って植物の成長を観察すると面白いと思う。しかし、これを用いて農業をどのように発展させるかは、いろいろな障害がありそうだ。
有効なデータを取るためには、1年近くデーターを、それもたくさんのデーターを取らないといけない、当然植物の種類によっても違うと思われる。
でも、このようなデーターが集まってくると,どうすれば美味しい野菜をたくさん作れるかもわかってくるのだろう。
株式会社ソフトビレッジ[代表]片岡幸人kintone(キントーン)を活用したオーダーメードシステム「営農者の環境に寄り添ったICTサービスを目指して」
ソフトビレッジさんは、高知県でkintone(キントーン)を用いて、水田管理などのソリューションを提供している。
kintoneは、非常に簡単に使えるシステムだそうで、いろいろなテンプレートがあっていろいろなことに使えるということでした。
株式会社アイエスエイ[ソリューション事業部]油川隆史「農業IT化は、ももことあやかで出来ること広がる、拡がる」
アイエスエイさんは、「ももことあやか」というLPWA(LoRa)で通信できるセンサーを作られている会社でした。
このセンサーは、10年持つように設計されたセンサーです。
LoRaにしたことにより10年バッテリーが持つとのことでした。10年つけっぱなしでいいのは重要なことだと思う。
株式会社マイナビ[執行役員農業活性事業部・事業部長]池本博則「スマート農業推進のためのこれからの人材育成・戦略について」
マイナビに農業活性事業部なるものがあることに驚いた。
実は、この時強力な眠気に襲われて、ほとんど覚えていない、すみません!
まとめ
農業も大きく変わろうとしている。農業でも情報発信が重要になり、今後はAI、ロボット等も入って来ることになるであろう。
すると、規模とか、資金が重要になってくるのだろうか?
できれば、小さな企業が連携を組んで、いろいろな面白いサービスが出てくるような世界になっし欲しいと思う。