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私は、毎日往復80Kを車で走り、その間Audibleで本を聞いている。
今回聞いたのは、天童荒太著の”悼む人”とその続編の”静人日記ー悼む人II”を聞いた。
死者を愛した人をことを考えて死者を祈ることを、悼むというらしい。
この小説では、いろいろな死者のはなしが出てくる。
そして、その人たちを愛した人の話が書かれている。
それを、主人公の静人が日記に全て書いていた。
その話を書いた本が、続編の”静人日記”である。
最初、静人日記を聴き始めた時、ただ死者とそれを愛した人の話が永遠と繰り返される。
それでも、聞いているとストリーが見えてくる。
そうして、結局最後まで聞いてしまった。
静かだが、何か惹きつける、あっという間に時が流れていく。