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Audibleで内館牧子著の『終わった人』を聞いた。
主人公の63歳で定年退社をしたその後の話だが、ありそうで案外ない話のような気がする。(だから小説なのだと思うが)
どうしても、何か外からみた定年後を書いているような気がする。
私も、早期退社をして似たような境遇なのだが、どうしても主人公の考え方に馴染めずにいる。
何か他人から見ての話のような気がしてしまう。
この小説のような状況になった場合に、よく分からないが、もっと違う感情が沸き起こるような気がする。
ただ物語としては、非常に面白く、いろいろな展開があり楽しめると思う。こんなエキサイティングな定年後なら充実しているだろう!
なかなか現実にはない!
というような感じで、定年後を考えさせる小説です。
映画化され、来月から上映ということなので、映画も見て見たいと思う。